[B&H Footshift]という古いカスタムパーツがあります
ハーレーやインディアンなどアメリカの代表的なバイクは1950年代初期まで足でクラッチ操作をして手でシフトチェンジをする乗り物でした
それはつまり、シフトチェンジのタイミングで左手をハンドルから離す必要があることを意味しています(インディアンは右手の場合もあります)
その時代イギリス製のバイクはハンドクラッチ&フットチェンジが主流でしたが、その操作性の良さもあり速かったのでしょう
オールドハーレーに乗るイカれたレース狂達はメカニカルトップミッションをフットチェンジ可能にする部品を求めたのです
それがB&Hなのであります・・・「速く走る」ための部品なのです

というわけで、いまサイラでは47FLに装着作業をしていて、その傍らにはB&H装着済みの40ELがあります
本当はとても珍しい部品なのですがww

47年はインナープライマリーまで外さないと取り付けと調整が困難なので、バラバラにして作業します
なぜ47年は困難なのかわかりますか??
答えは、この年からシフターフォークが下向きになるからですww

レバーもB&H専用が存在しますが超レアパーツです
40ELに付いている物と47FLに使う予定の物で形状が違いますが、片方はB&H製でもう一方はTHORO製です
どっちがどっちだったかは忘れちゃいましたww


そしてこれが「ネズミを捕る罠」・・・マウストラップ
という名前の部品です
元々クラッチは足で操作する機構なので、手の力で操作するには重かったのでしょう
バネとテコの原理を利用して重さを軽減するためのブースターになっています
メカメカしくてカッコいいですよね

ついさっき、このネズミ捕りが作業中に誤作動して・・・・僕の指を挟みこんだ!!!
めちゃくちゃ痛い!!!でもバネの力で指が抜けない(><)
左手の中指を挟まれた状態で車体から取り外し、作業台のバイスにくわえてバネを戻す・・・やっと指が抜けた(><)(><)
軍手を外して指を見るのが怖い
それくらい痛いのですが、指はありましたw
少し変形してるようにも見えるし、速攻で腫れてきたし・・・
作業中断して、現在冷やしながらブログを書いている状況です

すぐに冷やし始めたので腫れも引いてきました
ブログを書き終えるころには作業に復帰できそうです
それにしても痛かった
最後はB&Hとは関係ない部品ですが、こんなパネルも製作しました
これはなんでしょう???
VARDにヘッドランプなどを取り付けするためのステーです
当時の古い写真を見ながら、カッコ良くなるように部品製作しています

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