1969 XLCH
BOLT ON HARD TAIL
1969年式のXLCHベースで製作した
アイアンヘッドの愛称で親しみがあるスポーツスター
排気量は900ccのストックのまま入念にオーバーホールした
レーサーのコンセプトにあわせてマグネトー点火でバッテリーレス化している
ワンオフで製作したハードテイルは往年のKRレーサーをモチーフにエンド部分をラウンドさせている
今回初の試みはニッケルメッキによるフィニッシュ
通常クローム決起の下地に用いられているが、黄味がかった味わいのある雰囲気に仕上がる
OWNER:OKUDA
33.4パイとは比べもにならない剛性があり信頼できる

アウタースライダー部分は旋盤で削って形を変えている
往年のGPフォークがイメージだ
またブレーキはハンバーガーと呼ばれているハブドラムブレーキを、専用のアクスルシャフトなどを製作して取り付けている

69XLCHのエンジンユニット
900ccの4カムエンジンだ
インテークはS&SのB
点火はマグネトー
レーサー風の外装を裏切ることが無いようホットなセットアップになっている

緩い曲線に拘って製作したエキゾーストパイプ
ワイルドさとエレガントさが融合した魅惑のライン取り

エンド部分がラウンドしているハードテイル
往年のレーサーの雰囲気を醸し出している
市販のハードテイルとくらべると雲泥の差が出る部分だけに拘りたい
ホイールベースはショート化しているが地上高を適度に確保しているのでバンク角は稼げているはずだ

今回、初の試みとなったニッケルメッキ
クロームメッキの下地に使われているが、フィニッシュにも使えそうだ
時間が経つと黄色っぽく変化していく
クロームとは一味違った輝きを放つ

シートは本革のタック&ロール
ソロとピリオンをセットで装着
ビンテージのBATESは勿論素晴らしいが、耐久性で不安があるため今回は新品のシートを使うことにした

ガスタンクはハマー用を流用
イグニッションスイッチがタンクに着くのが特徴的なタンクだ
形状はスポーツスタータンクに近いが、薄くシャープなラインは別物のように美しい

ヘッドランプはビンテージBATESのサイドマウントを奢る

レフトサイドビュー

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