因果とは読んで字のごとく原因と結果のことである
元々は仏教の用語だ
また因果律という言葉もあり、全ての事は何らかの原因があって起こるものであり、原因がなければ何も起こらないということだ
我が47チーフに降りかかった災事についても因果について考えなくてはならない
「ギアの歯が割れる」という現象は稀な事でなくてはならないし、繰り返したくないからだ
まず第一に考えられることは「製品の不良」だ
もともと金属の塊から削り出して製造されているギアだが、素材の時点で巣穴や傷があった場合、そこに負荷が集中して割れるだろう
新品の状態で内部の傷を見抜くことは我々のレベルでは難しい
F1や航空機やロケットに使われている部品は、ボルト一本に至るまで、X線や薬品やあらゆるセンサーを駆使して、この素材の欠陥を見逃さないようにしているようだ
第二に考えられるのは、素材自体の経年劣化による金属疲労だ
何十年も前に製造された車両ならば素材自体の限界が来ているのは事実だ
だが、今回のギアは5年ほど前に製造された4速ミッションなので経年劣化はあり得ないだろう
第三は構造上の欠陥や組み立て方の問題
これこそが人為的な原因で、避けなければいけないことだ
また我々が日夜努力と勉強を重ねることで回避できる項目でもある
なので今回はこの項目の可能性を考えてみた
バラシて出てきた破片
想像を巡らせるための唯一の手掛かり
左上にあるのはドレンプラグだが、先端についているマグネットが欠けている
その破片は見つからなかったが、マグネットは粉々になりやすい素材なのでオイルに混ざって抜けたのだろう
ここで考えることは、先にマグネットが割れて破片がギアに噛みこんだのか?先にギアが割れて破片がマグネットを粉砕したのか?だ
結論は・・・「解らない」だ
可能性としては低いが、ドレンプラグが規定よりも奥に入ってしまって、先端がギアにヒットという考えもできる
マグネット自体は脆い素材なので、その破片が硬いギアを割ることはないと思われるが・・・可能性はゼロではない
次回からの注意事項に加えることにする
文体を変えていつものブログと違った雰囲気を出してみましたが、面白かったですか??w
学生の頃に論文を書いてたのを思い出しましたww
まぁ、結局のところ原因はわかりませんが可能性を考えて今後に生かしますってことでした
では本日の日記
カフェレーサーなアイアンのYくん
前回オーダーしておいた部品が入荷したのでメーター周辺の修理をしました
動くようになって良かったです
そして、カスタム計画も進みました
カフェレーサーのテイストはそのままにクオリティをアップさせる内容です
とても楽しみです

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最近、全面的にリニューアルされてインスタを直接リンクできるようになったみたいです
やってみたかったので、やってみますw
あと、今までよりも行間が詰まったようで少し読みづらいですね
設定の仕方がわからないので、調べておきます
インスタの方も、よろしかったらフォローしてくださいねw
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