Hydraulic ・・・油圧、の話から
ハーレーダビットソンは1948年に通称パンヘッドと呼ばれている新型エンジンを発売しました
それまでのナックルヘッドと違い、アルミヘッドの高性能が売りでした
ヘッドをアルミにしたことによって熱膨張が大きく、それまでのソリッドタイプのプッシュロッドでは対応しきれず音がでます
そこで、航空機などでは採用されていた「Hydraulic push rod」の登場、という流れかなw
油圧によって長さを調整し、適正なクリアランスを保つ・・・夢のような部品ですね
・・・・・機能すればの話ですけどwww
48~52のパンヘッドはプッシュロッドの先っちょに油圧ユニットが付いています
もともと熱に弱い部品なのに、高温になるヘッドの中にあるなんて・・・・53年にはタペットブロック内に変更されたので熱対策になっていると思います
いま、サイラで熱い51FLは51年なので、油圧のプッシュロッドのモデルです

これが、油圧プッシュロッドです
在庫で2セット持っていました
右側の綺麗なセットでまず試してみましたが、イマイチでした
左側のセットは見た目通りに、固着してびくともしません

リビルドしていきます
まずは、煮てみますww

ある程度、煮詰めたら、出汁に漬けておきますw
・・・・・・・・・・。
灯油に漬けていますw
煮たのは温めて固着したオイルなどを柔らかくするため、そして灯油に漬けこんでさらに汚れを柔らかくしています
無理やりコジッたりすると、一撃でパァになります

見事にバラスことができました
中身はこんな感じの部品で構成されています
凄くシンプルです
作業は一本ずつやっていきます
間違っても、まとめてやって適当に部品入れ替えたりはしないようにね

さて、こっちのセットは使い物になるでしょうか???
そんなに甘くない場所なので、気長にやっていきます
ここの部品は10本買って、勝率が3割あれば上々って感じです
誰か、最高精度の国産品で作ってくれないかなぁ~~~!!!
もし、加工屋さんでブログ見てくれている方がいましたら、お願いしますww
では、日記
Fくんのショベル
納車後1700キロくらい走ったみたいです
マフラーのステーが緩むっていうトラブルで入庫
即修理完了

走りこんでいるので、本革製のサイラオリジナル・コブラシートがいい感じに育っていました
つやが出てきてカッコいいです!!!
本革は、こうやって育っていくのがたまらないですよね~~

Iさんのエボ
塗装が上がってきたので、急ピッチで進めています
なんとか年内納車いけそうですね!!!
それにしても派手な色ですw

めっきり寒くなってきたので、Indian4とChiefのシートにムートンカバー付けました
どちらも僕の手作りなので、たいしたものではありませんが、とても暖かいです
サイラの2016年の営業日も残り2日です
年末年始のお知らせ
2016年最終営業日・・・12月28日
2017年仕事始め・・・1月6日
よろしくお願いいたします
お気軽にお問い合わせください
TEL : 058-260-9494 (10:00~19:00)
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