SATOSHI。
30代前半、家具職人。
なんとなく”やんちゃ”キャラ。
ぶっきらぼうに感じるが、本当はまわりに気を使うやさしい男。
「セカンドカーがあるから俺のエンジンは後でいい」と49のエンジンを先にやらせてくれた。
いい奴だ。
だが・・・・所有する77XLH(IRON)が最悪に近い。。。
もともと、某ショップで絶好調というふれこみで購入。(購入前に相談してくれいれば。。。)
速攻調子悪くて、クレームも跳ね返されたようなので当店に入庫。
そしてC氏が修理。その時点で、ケースは割れとるし(なおしてあるが歪あり)、スコスコ状態が発覚。
でも、悲しすぎるのでとりあえず乗れる状態まではなおす。
数年間なんとか走ってけど、かわいそうなので今回は本気で修理が敢行。
ってゆう、アイアンにはよくある「これが修理??」って感じの悲しい状態の車両を購入してしまった悲しい男の復活ストーリーが繰り広げられています。
最初はケースを交換しようといろいろ動きましたが、77年という年式も悲しい。使えるケースの製造年数が短い!!まともなケース探すの困難。こりゃあ、なおすしかなさそうやなぁ。
そんなケース修理を見守るオーナー。

ケースの歪のせいでギアが・・・・・。
そこでスペシャルな加工をしたブッシュを製作。それをケースに入れて更に加工。
こういった昔ながらの職人技を駆使して一箇所一箇所丁寧に仕上げていきます。
オート三輪時代からのレストアラーを師匠にもつC氏ならではの業。

カムカバーのブッシュもリーマーで確実に仕上げていきます。

こんな感じで、悲しいアイアンを蘇らせる物語がしばらくつづくでしょう。
僕の58XLCHは優等生なんで、サクっと終わりそうなんですけどね(笑)わりぃな、SATOSHI。
ところで、
SEIYAさんのシートカット&研磨も金曜にC氏が済ませていたんで、明日あたり復活しちゃうんじゃない??
しばらくNIGHT RUN(慣らしラン)がつづきそうですね。